[再生/録音] タブ
再生および録音の設定を行います。

=== 再生 ===
再生に関する設定を行います。
Skipプレイを有効にする
- チェックすると、再生中に SKIP ID に出会うと、次の
START ID までスキップするようになります。
ディエンファシスフィルタを掛ける
- チェックすると、リアルタイムに高精度ディエンファシスフィルタが掛けられます。
32k、44.1k、48k / 16bit のフォーマットのみで有効です。
- BS、CS等のプリエンファシスの掛かった録音データを再生する場合に、ハイ上がりでない正確な音質になるので便利です。
- なお、エンファシスが掛けられていないデータには当然何の影響もありません。
[注]
この設定は、サウンドデバイスで再生する場合のみでなく、Waveファイルにセーブする場合にも有効なので注意してください。
(作成されるWaveファイルの音も変化するわけです)
[おまけ]
WD.INI または WD_2.INI 中の以下の行 (DitherType=
) の数字を変更することによって、ディエンファシスフィルタ計算の16bitへの丸めの時に使用するディザの種類を選択することができます。
[Setting2]
DitherType=2
0: ディザ無し(四捨五入のみ)
1: Rectangular dither (1 LSB)
2: Triangular dither (1 LSB)
デフォルトは 2 です。
- エラーフレーム
- エラーフレームのデータの処理を設定します。
- ミュートする
チェックするとエラーフレーム(30ms)をミュートします。(左右ch別々に動作)
- ID毎にエラーカウンタをリセットする
チェックすると、START ID に出会うたびに、エラーフレームカウンタの表示を全て
0 にクリアします。
(各々のエラー表示欄をダブルクリックすることでも、いつでもそのカウンタをクリアすることができます)
- ABS Timeエラーフレームもファイルに書き込む
チェックすると、Wave/Imageファイルを作る際に、ABS
Time エラーのフレームも書き込まれます。
通常はチェックする必要はありません。(有効なデータのみファイルに書き込まれます)
(2台目のDATへ録音する場合も有効です)
- 再生を停止させるエラーカウント数
エラーフレームカウンタが、ここで設定した数に達すると、再生を停止させることができます。
特に、ABS Time エラーについては、一般的に録音されていない部分で発生するので、ここを適当に設定しておくと未録音部分で自動停止するので便利です。
※なお、リードエラー、ABS Time エラー のカウント数ともに、コンボボックスに既に設定してある値を選ぶだけでなく、直接数値を入力することで任意の値にすることも可能です。
[ヒント]
エラーフレームカウンタによる再生停止を無効にする方法
どちらの設定値も、0(ゼロ)を設定すると、それぞれ設定を無効にすることができます。(停止しないようになる)
ABS Time が途中から記録されていないようなテープをファイルに読み出す場合、再生を停止させるエラーカウント数の
リードエラー、ABS Timeエラー 両方を 0 に設定することで、エラー停止しないようになり、エラーカウンタは増え続けますが再生を続行することができるようになります。
この場合、ABS Timeエラーがあるフレームでも、録音データがあるフレーム(リードエラーは無いフレーム)は、有効なデータとしてファイルに書き込まれます。
=== 録音 ===
サウンドデバイスから直接録音する場合のフォーマット設定はここで行います。
- フォーマット
32000 LP、32000、44100、48000、88200、96000、44100/24、48000/24
から選択します。
32000 LP を選択すると、LPモードで録音されます。
88200より右側は拡張フォーマットです。(2倍速記録)
88200、96000 はPIONEER HS モード互換。
44100/24、48000/24 はTASCAM DA-45HR 24ビットモード互換。
※なお、拡張フォーマットは独自に調査し対応したもので、完全な互換性を保障するものではありません。
- Emphasis bit
チェックするとサブコードのエンファシスビットを
On にします。
(録音データがプリエンファシスされているものの場合にのみチェックする必要があります)
- Copy bits
サブコードのコピー制御ビットを設定します。
Permit (許可)、Prohibit (禁止)、Once
(1回のみ)
- 同時にWaveファイルも作成する
チェックすると、サウンドデバイスからの直接録音の時に、同時にWaveファイルにも録音することができます。
チェックした状態では、録音ボタンを押した時に作成ファイル名の確認ダイアログが表示されます。
そこに表示される自動設定ファイル名は、現在の年〜秒までの時刻.WAV
(051208210312.WAV等) になっているので、通常はそのまま
保存ボタン でダイアログを閉じれば良い様になっています。
ダイアログを閉じた時点からWaveファイルに同時録音されます。
[注]
Waveファイルへの録音は、テープへの録音と違い、ポーズキーでの停止は無関係なので注意して下さい。
つまりテープは走行していなくても、録音中(レベルメータが振れている間)はずっと録音され続けます。
(一時停止のままにしておけば、Waveファイルへの録音のみ行うことになります。
さらに、テープを入れない状態でも録音ボタンだけは有効であることを利用すれば、完全にWaveファイルへの録音専用機になります(^^;)
なお、Waveファイルサイズが2GBを超える場合は約2GB毎に分割され、051208210312_1.WAV
のように後ろに番号が追加されたファイルが順に作成されていきます。
このWaveファイルの録音中は、内部的には約5秒毎に一旦ファイルをクローズして再オープンする、という動作を繰り返すようになっており、不意のハングアップや事故等の場合にも出来るだけ直前までのデータを失わないようになっています。
(もちろん状況にもよるので必ず大丈夫ということではありませんが)
※Waveファイルのフォーマットは録音フォーマットと同じです。
(ただし、LPモードの場合は Waveファイル側は勿論
12bit でなく、16bit になります)
24bitフォーマットの場合は、下の 拡張フォーマット
の 「再生/録音のビット長」 も設定しておいてください。
※この録音の場合のWaveファイルの作成先のフォルダは、通常のテープからのWave/Imageファイル作成や、ファイルからの録音の時のデータフォルダとは別々に保存されます。
(よって、専用に何処かに固定しておくことが可能です)
=== 拡張フォーマット ===
2倍速での記録モードの再生設定を行います。(録音時は無関係です)
- 2種類の拡張フォーマットは、テープ上には全く同じに記録されている(本当は違うかも知れないがDDSからはそのように読み出される)ため、どちらのモードで再生するか選択する必要があります。
88200、96000 (HSモード)
44100/24、48000/24 (24ビットモード)
を切り替えます。
- 切り替えは再生中に行っても差し支えありません。
- また、HSモードで記録されたテープを24ビットモードで、あるいは反対に24ビットのテープをHSモードで再生しても差し支えありません。
(当然、音自体は正常には再生されませんが、動作上は問題はありません)
- 24ビットモードの場合、まれに読み取りエラー等で上下ワードの判定に失敗して正常に再生されない時があります。
その際には一旦停止して再度再生することで正常に戻るはずです。
- 再生/録音のビット長
24ビットモードの場合のビット長変換の設定です。
つまり、実際にサウンドデバイスとの遣り取りを行うビット長を設定します。
(サウンドカードが24ビットフォーマットでは動作しない場合に変更してください)
24、32、F32 から選択します。
(F32は32ビット浮動小数点 IEEE_FLOAT フォーマット)
[注]
この設定は24ビットモードの際に作られるWaveファイルのフォーマットにも適用されます。
すなわち、F32 に設定しておいた場合、24ビットモードでの読み出しデータは、32ビット浮動小数点フォーマットのWaveファイルになります。
設定ダイアログでの設定も含めて、メインウィンドウの設定も、全て設定ファイル
WD.INI (2台目用 WaveDAT:2 の場合は WD_2.INI)に保存され、次の起動の際に再現されます。